極力歯を削らない虫歯治療の流れ

ご来院いただきましたら、問診票にご記入ください。初診の際には、まず患者さまのお口のお悩み・治療に対するご要望などを詳しくお伺いいたします。

診察台にて、カウンセリングを実施します。治療へのご希望や、治療に関するご不安を伺ってまいりますので、気になることがございましたらお気軽にご相談ください。

検査結果をもとに、治療計画を立ててまいります。現在のお口の状況や具体的な治療法についてご説明いたしますので、ご不明な点はご遠慮なくお聞きください。

当院では「デンタルX（デンタルテン）」という治療説明ツールを使用しています。専門知識がなくてもお口の状態をイラストや図でわかりやすく説明しております。治療法のメリット・デメリットや費用についてもお問い合わせいただけます。

治療計画にご納得いただけましたら、なるべく歯を削らない虫歯治療を以下の流れで開始します。

1. 虫歯の除去
   タービンで虫歯の柔らかい部分や古い詰め物を削り取った後、プラズマレーザーを使い健康な歯質に近い虫歯の部分を蒸散させます。神経にダメージとなる麻酔を使う必要がないほどに、痛みのとても少ない治療法です。殺菌効果や歯質強化の効果もありますので、極力歯を削らずに虫歯治療が可能です。
2. 「ドックベストセメント」による殺菌治療
   神経まで達している深い虫歯は、虫歯を全て取り除くと神経を取らなくてはなりません。神経を取ると歯は枯れ木のようにもろくなってしまいます。当院では虫歯を神経まで取り切らず「ドックベストセメント」という殺菌効果のある薬剤を歯に詰めます。ドックベストセメントに含まれる様々なミネラルが虫歯菌の酸によって柔らかくなった歯を硬くして虫歯の進行を止め、神経を残せる可能性があります。
3. 「ダイレクトボンディング」で見た目も美しい詰め物をご提供
   虫歯を取った部分は、健康な組織を削る量が少なくて済むコンポジットレジンを詰めて修復する治療を行っています。このレジンはセラミックが含有されているので、欠けにくく白いので天然歯と馴染み、金属の詰め物と異なり金属アレルギーの心配もありません。